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酒さ(赤ら顔・ほてり)について✿
肌荒れ(保険診療)
2021.05.18
こんにちは🌈
今回は、保険診療で治療ができる“酒さ”についてお話していきます。
酒さ
とは、周期的に悪化する特徴的なパターンの顔面中心部の紅斑を特徴とする疾患です。
初期症状として、顔面皮膚が赤くなるというものが最も多く、顔面中心部に分布する
瘙痒感(かゆみ)、火照りなどの症状もあります。
火照りは、運動・洗顔・飲酒などの顔面血流を増加させる状態になると増悪することもあります。
また、敏感肌の方は洗顔や化粧などによってピリピリとした刺激感を感じる方もいらっしゃいます。
【酒さの病型】
①紅斑血管拡張型
一過性顔面潮紅、持続性紅斑、毛細血管拡張を主体とする。
②丘疹膿疱型
痤瘡(ニキビ)に似た病変。丘疹と膿疱でプツプツしている。
③瘤腫型
鼻の病変が特徴的。ボコボコとしている。
同じような疾患として、
脂漏性皮膚炎や、接触皮膚炎、日光皮膚炎、尋常性痤瘡、毛包炎、皮膚筋炎等が挙げられます。
また、酒さは毛包虫性痤瘡であるという意見もあります。
【酒さの治療法について】
まずは、増悪因子を回避することが治療の一つです。
お薬を使う方法としては
✓メトロニダゾール(ロゼックスゲル)の外用(保険)
✓ビブラマイシンの内服
✓プロトピック軟膏の外用
✓イオウカンフルローションの外用
✓アゼライン酸の外用(自費)
が挙げられます。
アゼライン酸は、
当院で、¥1,980(税込)でご購入いただけます。
アゼライン酸は、
皮脂の分泌を抑える・毛穴のつまりを減らす・炎症を抑える効果
ニキビ菌への抗菌活性があるのでニキビの治療にも有効です。
あとは、レーザーで治療する方法もあります。
✓パルス色素レーザーとIPLでの治療(自費)
どちらも当院に機械がございます。
酒さのような症状でお悩みの方は、一度保険診療での診察にご来院ください。
保険診療・美容診療ともに完全予約です。
天神竹井皮膚科・美容皮膚科
☎092-738-2844
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